2泊目のパカマヨ・キャンプでは、インカの遺跡である段々畑(アンデネス)の段にテントを張ります。
3日目は、飛脚(チャスキ)の休憩所であったルンクラカイ遺跡を通りルンクラカイ峠を越えると、徐々に道はインカ道らしく整備されてきます。
城塞都市としての機能があったと言われるサヤクマルカ遺跡。高台にありますが、さらに上の山の中腹に小さなダム湖を作りそこから水を引いていたと言われます。遺跡には水路が通っています。
水路は、壁の上部を通っていたりします。遺跡では、どのように水を張り巡らせていたかも見学できます。
小規模な遺跡をいくつも通ります
道の直下は絶壁であったり、岩のトンネルを通ったりします。絶壁にどのように作ったのか想像するだけでもロマンがあります。インカ人は、道を作ると決めたルートには何としても作ったようです。大きな岩のある場所では、岩を階段状に削った場所もあります。
プユパタマルカ遺跡。この遺跡を見下ろす丘の上が3泊目のキャンプ地です。遠く見える峠が「太陽の門」です。前方の山は、マチュピチュ山。その山の裏が翌日のゴール、マチュピチュ遺跡です。
キャンプから見る夜明けのサルカンタイ峰。ビルカバンバ山群の最高峰で標高は6264mです。
弊社が手配するトレッキングでは、ここに必ず宿泊します。欧米人のトレッカーと一緒に歩く混載ツアーでは、さらに奥の展望の悪いキャンプ地に泊まるので非常にもったいないです。手配するツアーの種類や会社により、キャンプ地は異なりますので、ご注意ください。
翌朝、プユパタマルカ遺跡を通り、マチュピチュを目指します。トレッキング最終日!
インティパタ遺跡。マチュピチュに近づくほどに遺跡は巨大になり、インカ道も堅牢になります。これらの遺跡を見れるのは、インカトレイルを歩く方だけです。
ウィニャイワイナ遺跡
最後の長い登り。太陽の門へ。
太陽の門に到着!この門を通ると、マチュピチュ遺跡が、どーんと現れます。
マチュピチュ遺跡の遠望。右の山がワイナピチュ峰。4日間かけて歩いた末に、マチュピチュを目にすると、涙が出るほどに感動します。
最後の余韻に浸りながら、マチュピチュへ。
マチュピチュ到着。この日は15:00頃に到着するので、遺跡には入らずにマチュピチュ村へ下ります。
翌朝、まずは遺跡を通り、ワイナピチュ峰へ
。
ワイナピチュ峰山頂から望む、マチュピチュ遺跡。左側に続く一筋の道をたどると太陽の門も見えます。
この後で下山して、遺跡主要部を見学します。