秋に入り、メキシコでは毎年11月1,2日に盛大に祝われる「死者の日」が近づいて参りました。
オアハカはメキシコの中でも死者の日で有名な土地で、毎年様々な方がこの地を訪れます。
都会のように派手に祝うのではなく、昔ながらの伝統に乗っ取った趣のある祝い方が特徴です。
この「死者の日」に合わせて、特別コースを毎年開催しています。とても人気があり、欧米から受講生が100名ほど集まる人気コースです。
【死者の日コースの特徴】
1)10月22日から11月2日まで死者の日コースを開催致します。授業時間はそのままに、期間内は授業の内容が死者の日に関する文化的なものに特化した形となります。
2)校内にはオフレンダと呼ばれる花やキャンドルで飾られた荘厳な祭壇を設置、生徒様に身近に本場の祝い方を体験していただきます。昨年ではオフレンダの前で死者の日に食べる伝統的なパン、旬のフルーツ、オアハカ特産のホットチョコレートを提供したりと、大盛況を博しました。
3)この期間限定で文化研修コースの一つとしてマスク作りの授業が開催されます。普段のサルサ、陶芸、織物、料理に加えて開催されるこの授業では死者の日に仮面を付けみんなで街を闊歩する習慣に合わせ、受講生がご自身でオリジナルのマスクを作り、学校周辺を行進します。
4)10月31日も前夜祭の日には当校でバスをチャーターし、受講生と共に夜の装飾が綺麗な周辺の集落を周り、幻想的な体験をして頂くツアーも企画しています。
その他様々な催し物が学校内外で行われ、一生に一度の素敵な思い出を作って頂けることと思います。
<写真はICOに提供していただきました>