Loading

風景写真家・松井章のブログ

クッションような灌木が花で覆われる:マタ

1.jpg
4.jpg
その姿がクッションのように見える灌木を、パタゴニアでは「マタ」と呼ぶ。
スペイン語で“灌木”という意味だ。
ノトロと同じく、氷河が後退した荒地に最初に生える植物だ。
マタ・グアナコは、まだ残雪が残る初春に、真紅の花を無数につける。
マタ・バロッサは、春から夏にかけて、黄色い花をつける。
どちらも鋭い棘をつけていて、強風に順応して背が低い。
一見すると荒涼としたパタゴニアの大平原にも、季節を彩る花があるのだ。
*Mata Guanaco (Neneo Macho): Anarthrophyllum desideratum
*Mata Barrosa: Mulinum spinosum
2.jpg
3.jpg

パタゴニアのプロテア:真紅の花「ノトロ」

パタゴニアの春を彩る花:“聖母マリアの小さな靴”

関連記事

  1. 2011パタゴニア旅行 ⑧フィッツロイ(その二!)

    2012.02.26
  2. パタゴニアの民族史①

    2013.01.31
  3. ウプサラ氷河の氷塊が漂う湖を漕ぐ:カヤック・ツアー

    2014.07.17
  4. 大草原の小さな花:マリポサ・デル・カンポ/パタゴニアのワイルドフラワー

    2015.08.29
  5. 【パタゴニア・トレッキング】パタゴニア大陸氷床を歩く

    2013.01.19
  6. 牙を剥くパタゴニアの暴風:フィッツロイ峰にて

    2015.06.09
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP