Loading

風景写真家・松井章のブログ

数千年の歴史をもつテウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」①

1.jpg
先住民テウエルチェ族は、かつてパタゴニアに広く住んでいた大きな部族だ。南はマゼラン海峡から北は中部パタゴニアまで南北約1,000キロほどになる。
「手の洞窟」は、彼らの遺した数少ない遺物の一つだ。
岩屋(または洞窟)の壁面に、手形が描かれている。これは手を壁に当てて、鉱物の絵の具を吹き付けることで描かれた。手形以外には、当時の狩猟風景を彷彿とさせる動物や人の姿が描かれて、約9,000年前まで遡るとも言われる。
数千年もの間、同じ場所が住居として使用されていた可能性があるのだ。
想像すると、ぞくぞくするような話だ。
2.jpg

パタゴニア先住民テウェルチェ族の糧、グアナコ

先住民テウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」②

関連記事

  1. 2011パタゴニア旅行 ④レオナ牧場(エステーラ牧場)

    2012.01.29
  2. アートフォト・ギャラリー「1x」選出作品:グレイシャー・ホール

    2022.08.21
  3. アルゼンチンの伝統工芸:銀細工の工房へ

    2023.09.25
  4. パタゴニア・フィッツロイ山麓:秋は秋らしく静かに暮らす

    2014.11.10
  5. パタゴニアの名峰フィッツロイ:幻想的な朝日や夕日を見るために

    2017.11.15
  6. フィッツロイ山麓・ビエドマ氷河ハイキングの魅力

    2014.04.04
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP