Loading

風景写真家・松井章のブログ

「煙を吐く山」と呼ばれたフィッツロイ峰を覆う雲

1.jpg
かつて先住民に「煙を吐く山」という意味で、フィッツロイは“チャルテン”と呼ばれていました。そして、大航海時代に訪れたヨーロッパ人も、フィッツロイを活火山と考える時代が長く続きました。
晴れていたフィッツロイの山頂部に小さく湧いた雲は、いつまでも消えず徐々に大きくなり、フィッツロイを覆っていくことがあります。このようにフィッツロイに雲が現れると、なかなか雲は消えないものです。我慢比べのような状態になり、何時間も眺めていても一向に状況は変わらず、取り巻き動き続ける雲を延々と眺める日もあります。
時に、フィツロイの全体を望むためには、何日も待つこともあります。
2.jpg
3.jpg

牙を剥くパタゴニアの暴風:フィッツロイ峰にて

姿形を変えて環境に対応する南極ブナ:秋のパタゴニア

関連記事

  1. パイネ国立公園:縦走トレッキングのみで望める大岩壁

    2014.08.26
  2. パタゴニアの風が創る空の絶景:レンズ雲

    2020.06.16
  3. 3/19~3/28:パタゴニア・トレッキング 10日間

    2015.11.11
  4. アルゼンチンの国民的なスイーツ:ドゥルセ・デ・レチェ

    2017.11.24
  5. セロトーレ直下の氷上キャンプ:パタゴニア南部氷原⑤

    2014.09.25
  6. パタゴニア原生林のコンドル・ロッジとカヤック・ツアー(フィッツロイ)

    2018.06.19
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP