標高約3,500mから高地には、リャマ、アルパカ、そしてビクーニャが環境を住み分けて生息しています。
マチュピチュ周辺は標高が低いので、本来はリャマが生息する高さではありませんが、観光用と芝生の管理人を兼ねて、数頭がマチュピチュ遺跡内に飼われています。
リャマ、アルパカは、プレ・インカ時代から人類とともに生きてきました。その歴史の中で交配が進み、リャマとアルパカにはいろいろな姿がいます。それぞれ特徴的な姿で、クスコ近郊の“ラクダ牧場”に行くと一通りを見ることも可能です。
食用としても現地では重宝されています。ウユニ塩湖の湖岸に生息するリャマは、塩湖の塩を舐めて育ったことから、ウユニ塩湖産のリャマは密かに美味として知られています。