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ブラジル:地理と気候
南米大陸の約半分を占めるブラジルの面積は約23倍です。気候区分は、地域によって大きく異なります。簡単には、中西部にはパンタナール湿原や大草原が広がる平地が多く、北部はアマゾン川の流域の人跡未踏の熱帯地域です。
◆レンソイス
1~6月の雨季に砂漠にしみ込んだ水が、乾季のはじめ(7~8月)に湧き出すことで、無数の湖が現れます。9月から水はひき始めて枯れてしまいますが、魚やカメや植物が生息しています。乾季の間、どのように動植物が生息するのかは、いまだ謎に包まれています。ベストシーズンは、7~8月です。9月からは徐々に湖は枯れていき、10月には完全に干上がって砂漠となります。
◆アマゾン川流域(マナウス)
赤道直下に位置するため年間を通して雨が多く高温多湿な地域です。雨季は12~5月、乾季は6~11月にあたります。3~7月には、アマゾン川は最高水位に達します。水位の高い時期は、ボートでジャングル奥地に入り込み、ジャングルで野鳥を簡単に観察できます。水位の低い時期は野生動物の観察に適し、ジャングル・ハイキングや釣りに適した時期になります。
◆パンタナール湿原
雨季と乾季の2つのシーズンに分かれます。雨季は12~3月にあたり、乾季は5~9月にあたります。最も水位が高いのは、雨季が終わり、乾季の始めの時期、5~6月です。雨季と乾季の水位は2mほどの差があり、最高水位時には高台の丘が島のように点在して浮かびます。
ベストシーズンは、7~10月の水位が下がり始める時期です。数が少なくなる沼や川に動物が集まるために、野生動物の観察が容易になります。8月にはブラジルを象徴する花、イッペーが一斉に黄色い花を咲かせます。
「ブラジル」ブログ記事集
イグアスの滝
ブラジルの秘境「シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園」
ブラジル北東部のサルバドールを起点として、内陸の「シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園」は、まるでギアナ高地のようなテーブルマウンテンが林立するブラジルの秘境です。広大なテーブルマウンテンが連なる国立公園で、山上からの大展望を楽しみ、青の洞窟や壮大な滝を訪れます。
「ダイヤモンドの台地」を意味する「シャパーダ・ジアマンチーナはかつてダイヤの鉱山として栄えた地域です。ギアナ高地に似た古い歴史を持つ大地で、何億年もかけて風化した独特の景観が広がります。・サルバドール/シャパーダ・ジアマンチーナ間は専用車で移動します。ガイドはシャパーダ・ジアマンティーナで合流します。
<ツアー適期>4月~10月
<モデルプラン>「シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園」6日間
●「パイ・イナーシオの丘」
テーブルマウンテンを展望する「シャパーダ・ジアマンチーナ」を代表する展望台「パイ・イナーシオの丘」へご案内します。ジャングルに連なるテーブルマウンテンを望める壮大な展望台です。
●青の泉・魔法の泉
石灰岩から成るテーブルマウンテンの山麓には、いくつもの洞窟があります。白い岩に透明度の高い水が浸水することで、光が差し込むと美しい青の泉が現れるでしょう。
幻想的な洞窟の中で、シュノーケリング体験も可能です。
●ブラカオの滝ハイキング
シャパーダ・ジアマンティーナで最も美しいともいわれるブラカノの滝を、往復約4時間でハイキングします。
ブラジルの秘境「シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園」6日間
・サルバドール/シャパーダ・ジアマンチーナ間は専用車で移動します。ガイドはシャパーダ・ジアマンティーナで合流します。
・ツアー適期:4月~10月
<日程表>
1日目: →サンパウロ、またはリオデジャネイロ経由→サルバドール
サルバドール着。
《現地発着ツアー開始》
専用車にてホテルへ。
(食事/-)
サルバドール泊
2日目: サルバドール→レンソイス
専用車で、レンソイスへ。(所要約6時間)
※上記の「レンソイス」は有名なレンソイス砂漠とは異なる町名ですのでご注意ください。
(食事/朝・昼・-)
レンソイス泊
3日目: レンソイス→シャパーダ・ジアマンティニ国立公園→レンソイス
「終日シャパーダ・ジアマンティニ国立公園&ハイキング」
美しい鍾乳洞のラパ・ドセ洞窟へ。透明度の高い天然のプールにて、シュノーケリングも可能です。その後、タンニンで赤黒く染まる湖や、落差約20mのポコ・ド・ディア滝へ。午後、テーブルマウンテンが連なる展望の丘「パイ・イナシオの丘」へハイキングします(徒歩約2時間)。丘の上からはテーブルマウンテンを望む展望をお楽しみください。
(食事/朝・昼・-)
レンソイス泊
4日目: レンソイス→エンカンタード湖→ムクゲ
「魔法の泉&青の泉 観光」
美しい泉を可能します。「青の泉」ではシュノーケリングで楽しみましょう
(食事/朝・昼・-)
ムクゲ泊
5日目: ムクゲ→ブラカオの滝→ムクゲ
「ブラカオの滝 終日ハイキング」
落差100mのブラカオの滝は、シャパーダ・ジアマンティニで最も美しいともいわれます。徒歩約4時間のハイキングを楽しみます。
(食事/朝・昼・-)
ムクゲ泊
6日目: ムクゲ→サルバドール
専用車でサルバドールへ。(所要約6時間)
※夕刻発の国内線に接続可能です。
(食事/朝・-)
リオ・デ・ジャネイロ
旅の最後にリオ・デ・ジャネイロで滞在するのもお勧めです。イパネマ海岸沿いのホテルで優雅に一日を過ごしたり、キリストの像で有名なコルコバードの丘やリオ・デ・ジャネイロのシンボルである巨岩ポン・ジ・アスーカルを観光したり、都会でありながらゆったりと落ち着ける町です。
治安の悪さというイメージはありますが、観光客が滞在するイパネマ地区などの海岸地区は、観光警察により安全です。基本的な外国での安全に対する認識があれば、夜間の出入りにも問題はないでしょう。
居心地の大変良い場所で、一泊だけの滞在では大半の方が数泊したくなる場所です。
リオ独特の過ごしやすい空気感の一つが、砂糖パン(ポン・ジ・アスーカル)の名前で親しまれる花崗岩の巨岩です。これらの巨岩がリオ周辺にはたくさんあることで、独特の景観だけではなく空気も換えてしまうほどの影響を与えている気がしてなりません。 ブラジルの人懐こい人々の雰囲気、そしてリオが作り出す居心地の良い空気はぜひ味わっていただきたいものです。
弊社でご用意するホテルは、コパカバーナ、またはイパネマ地区で非常に居心地の良い4星ホテルを多数用意しています。
●リオ・デ・ジャネイロ観光
・コルコバードの丘
・コパカバーナ、イパネマ散策
・ブラジル料理
・メトロポリタン大聖堂
・旧市街散策
弊社の手配では、これらの地域を半日観光・または終日観光を手配します。
●ハイキング:リオ・デ・ジャネイロ海岸トレイル
リオデジャネイロは、ポン・ジ・アスーカル(砂糖パンの岩)に代表されるような花崗岩の奇岩が無数にあり、湾もまた多くあります。
リオ周辺には、海岸部のビーチや山にいくつものトレイルがあり、ハイキング可能です。
徒歩約3時間ほどの軽ハイキングから、徒歩約8時間のハイキングまで体力に合わせて手配可能です。※専属ガイド同行ツアー