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アルゼンチンの「ドゥルセ・デ・レチェ」
ドゥルセ・デ・レチェは、アルゼンチンやウルグアイで愛される国民的な加工食品です。
砂糖を入れた牛乳を煮詰めたキャラメル・ジャムで、使い方は様々です。
一番ポピュラーな食べ方は、朝食でパンに乗せて食べるシンプルな方法です。大きな瓶詰で売っているので、アルゼンチンの人々はどれほど食べるか想像ができます。
デザートのアイスやプリンに添えたりと、スイーツにも欠かせないドゥルセ・デ・レチェは、アルゼンチンではマテ茶やステーキに並ぶ圧倒的な存在感を誇る食物なのです。
やはり国民的なお菓子として知られる「アルファフォール」は、日本でいえばエンゼルパイに当たります。
ビスケットの間にはドゥルセ・デ・レチェがたっぷりと挟まれていて、そのビスケットサンドをチョコレートでコーティングすると出来上がりです。。
様々なメーカーから出されていて、アルゼンチンではお菓子の定番といえば「アルファフォール」で、スーパーではずらりと並んでいます。
このドゥルセ・デ・レチェは、羊羹のような固形でも売られています。
この羊羹状のドゥルセ・デ・レチェをチーズで挟めば、食前酒の付け合わせで食べるおつまみにもなります。
また、ブランデーに、ドゥルセ・デ・レチェ、バニラ、コーヒーを混ぜて飲むリキュールとして、大人のドゥルセ・デ・レチェもお酒コーナーにずらりと並びます。
ドゥルセ・デ・レチェの起源はスペインではなく、アルゼンチンであるといわれています。
牧畜が盛んなアルゼンチンらしく、牛や羊にまつわる製品が、食の中心を担うことが良く分かる、まさにアルゼンチン名物です。