行き交う人の少ない山を歩く時、周りの森羅万象の全てに五感が働くと思います。
音。四方の音に敏感になり、関わる時間が長いほど研ぎ澄まされていくものです。
夜闇の中を歩いたり、星空を見上げるような日々を過ごせば尚の事。
風の国と言われるパタゴニアならではの、風の音いろいろ。葉擦れの音。獣の歩く小さな音。氷河の崩れる遠く鳴る音。
そんな感覚は普段の生活で全く必要ないですが、山や森にいる時にはその鋭さが、より豊かな体験をもたらすのではと思います。
パタゴニアの名峰を見ながら歩く。
経験に応じて正しいトレッキングのアレンジをすれば、誰でも歩けます。
アルゼンチン・パタゴニアのフィッツロイ山麓には、そのような条件があるので、パタゴニア・トレッキングでは一押しの場所としてお勧めします。