年末年始のご旅行のお問い合わせが増えてきました。
そこ、ふとクスコの街での年越しイベントのことを思い出しました。
世界各地で様々なタイプのイベントがありますが、ユニークさではクスコも負けていません。
街の中心のアルマス広場にステージを設置し、地元の人気バンドが民族舞踊グループとコラボ演奏とダンスをしたり、年によっては近隣諸国のミュージシャンを呼び寄せることもあります。夜8時頃から0時まで様々なショーが続きます。カウントダウンが始まり、0時ちょうどになると、家族、恋人、友達、観光客、とにかくまわりにいる人と南米人お得意のハグをし合い、新年の訪れを祝います。その数十秒後でしょうか、人々はスーツケースを抱え,もしくは頭の上に載せ、広場の回りを一周します。観光客も逃げ場がなく、一緒に走るはめになります。
この風習がいつから始まったのか、定かではないのですが、“たくさん旅行が出来るくらいお金が入りますように”という願いを込めているそうです。
12月31日にクスコ滞在を予定している方、ぜひこの年越しイベントを覗いてみてください。青空(星空)ライブなのでもちろん無料。ただし、爆竹の火花が飛んできたり、頭からビールをかけられたりすることもあるので要注意。ちょっと離れたところから見てみましょう。