マチュピチュへ3泊4日で歩く「インカトレイル」の魅力は、スペイン人の影響を受けなかった唯一の道を歩く事です。インカ文明の核心部へと続く、この区間がスペイン人に発見されなかったのは、一種の奇跡です。そこには、中規模の遺跡が点在しています。マチュピチュが近づくにつれて精巧になっていくインカ道を直に歩くのは、とても感慨深いでしょう。この道はインカトレイルの入山許可証を取得した人だけが歩けるので、入山人数が非常に少なく、なおかつ一方通行であることから、貴重なトレイルをのんびりと歩けます。ほとんど人に会わずに遺跡を歩けるので、とても贅沢なトレッキングです。
インカトレイルを歩く人だけが見れる遺跡があることも魅力です。通常の観光で見れるのは、マチュピチュ本体の遺跡だけですが、インカトレイルを歩くことで、マチュピチュへ至るインカ道の謎に満ちた遺跡群を見学できます。
そして、4日間の徒歩の末にマチュピチュ展望の「太陽の門」に辿り着けば、泣けるような感動を味わえるでしょう。
インカトレイルの魅力は、遺跡だけではありません。
山岳展望も魅力です。1日目は鋭く輝くベロニカ峰を望み、2日目は4300mの峠から周辺の山々を望みます。
3日目は、ビルカバンバ山群の最高峰サルカンタイ峰を望めます。
弊社で手配するインカトレイルでは、サルカンタイ峰を望む展望の丘・プユパタマルカ遺跡でキャンプします。翌朝は朝陽に輝くサルカンタイを望める絶好の展望台となります。
欧米人と歩く混載トレッキングでは、この丘は通り過ぎて、展望のない森でキャンプするので、非常に残念です。
弊社では、遺跡だけではなく、アンデスの山岳展望も楽しめる「インカトレイル」を専属ガイド同行で手配します。日本人に慣れたガイドがご案内することで、より安心した山旅になるでしょう。
インカトレイルは世界中からトレッカーが来るために、希望日の約4ヵ月くらい前には入山許可証が完売してしまいますので、ご注意ください。