Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの大草原の家

パタゴニアの大草原の家と暮らし


南極から吹く強い風が、パタゴニアの風景を形作っています。

この風はアンデス山脈には膨大な降水をもたらし、その東にはどこまでも乾燥した草原が広がります。

パタゴニアでは、住宅は風の影響の少ない場所に建てられています。
風速20mを超える風が日常的に吹くので、展望よりもまず、風の吹かない小さな谷や鞍部にあるオアシスが選ばれます。

家はさらに防風林に囲まれているので、敷地に入ると風がぴたりと止むものです。
上空からは絶えず風の音が聞こえるものの、不思議と敷地内に吹くのはそよ風程度なのです。

家はもちろん平屋で、薪ストーブの煙突は必ず付いています。
必要最小限な物に囲まれた質実剛健さが、草原の暮らしです。

パタゴニアが紅葉に燃える「秋の南極ブナ」

雲と風の大草原:パタゴニアのパンパへ

関連記事

  1. 審査制フォト・ギャラリー「1x」受賞作②:ウマワカ渓谷

    2022.05.08
  2. アンデス山脈に咲くルピナスの花畑

    2022.07.29
  3. フォト・ギャラリー「ペルー」:新ページのご案内

    2020.05.02
  4. 2011パタゴニア旅行 ④レオナ牧場(エステーラ牧場)

    2012.01.29
  5. ウプサラ氷河とクリスティーナ牧場① 漂流する氷の造形美

    2015.10.23
  6. 写真展:清泉女子大学&アルゼンチン大使館共催

    2021.12.09
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP