Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアのキノコ①:春の森の名物・キッタリア

1.jpg
「インディオのパン」と呼ばれる“キッタリア”は、綺麗な球体をしているキノコだ。
「ジャオジャオ」とも呼ばれている。
先住民にとっては貴重な食糧の一つであった。
特に、ビーグル水道近辺のフエゴ島に住んでいたヤーガン族は、このキノコを主食の一つとしていた。
カヌーで狩猟採集するヤーガン族は、パタゴニアの中でも最も厳しい土地に住み、食糧は常に不足していたのだ。
そのことから、「インディオのパン」、”Pan de Indio”と呼ばれるようになった。
*Pan de Indio (Llao llao): Cyttaria darwinii, Cyttaria hariotti
2.jpg
3.jpg

パタゴニアの花「サクラソウ」:ワイルドフラワー編

パタゴニアのキノコ②:南極ブナの大きなコブの秘密

関連記事

  1. パタゴニアの主役:草原を駆ける牧童“ガウチョ”と牧羊犬

    2018.03.16
  2. ガンコウランの仲間「ムルティージャ」の赤い実:パタゴニアの植物

    2015.09.04
  3. 2011パタゴニア旅行 ⑥ヘルシンガー牧場(その二)

    2012.02.12
  4. パタゴニア・ペリトモレノ氷河:壮大な地球のリズムと“ムーラン”

    2020.03.20
  5. パタゴニア-マゼラン海峡の最果ての町、プンタアレナス

    2016.04.10
  6. パタゴニア・アドベンチャー・クルーズ「アウストラリス号 5日間」

    2014.12.11
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP