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“ガーデン・アイランド”カウアイ島の魅力
ハワイのカウアイ島は、ハワイ諸島の中で最も緑が深い島です。「ガーデンアイランド(庭園の島)」と呼ばれますが、実際には人が入ることもできない深い原生林に覆われた島です。
カウアイ島の特徴は、険しい山が幾重にも連なっていることです。風雨による浸食で鋭く削られた山々や谷を無数に見ることができます。
緑豊かなノースショアへ
カウアイ島のノースショア(北岸)は、降水量が多く、深い森が茂る地域です。ナパリコーストの険しい山々が連なり、ハナレイ渓谷にはカウアイ島で唯一のタロイモ畑があり、波のある日には多くのサーファーが集まります。
このノースショアに連泊して、カウアイ島の風景写真を撮影しました。
ノースショアの劇的な夕日
ノースショアは特に夕日が綺麗です。初夏から晩夏にかけて季節は限定されますが、太陽が北に傾く季節には、ノースショアから海に沈む夕日を望めます。
海岸を覆う熱帯雨林はむさくるしい程に緑が濃いのですが、夕日の時間になると、橙色の光線に少し優しく照らされています。
そよ風に葉がゆれる木の間から、小さなビーチが見えました。2、3人が遊んでいるようです。
風景もドラマチックに変化していきます。
森の木々は闇に沈みシルエットが浮かび上がり、風景の主役は、夕焼け空へと移っていきます。
それは天候の変化を予兆するかのような夕焼けでした。
はるか彼方の上空は風が強いのか、雲の形はどんどん変化しています。
そして、日没の後、夕焼け空も徐々に暗くなり始めた頃、人々が家に入る頃に、再び最後に空は劇的に染まりました。