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世界から注目される「ペルー料理」
ペルー料理が世界的に有名になったのは、この数年でペルー政府が国を上げて振興させてきた一つの成果です。
もともとあった素地を活かして、人材育成を積極的に行い、ツーリストへのプロモーションも着々と行っています。
そんなペルー料理にとって、主戦場はツーリストが最も多いクスコです。
ペルーだから食事は何でもいい、、、という根拠のない消極的ご意見もありますが、
洗練された“ペルー料理”を漫喫することなしに、ペルーに行ったとは言えないでしょう。
中央広場沿いのレストランで、窓辺の景色をのんびり望みながら、一流の食事を食べれるとしたら、これほど贅沢なことはありません。
弊社一押しのレストランの食事を紹介します。
▲芋のパン。バターにまぶされた塩は、マラス塩田の塩です。
ペルー料理の基本は、外観を重視することです。
最初に出て来るパンから、すでに力が入っています。
キヌアのミックス・サラダ:ソルテリート
マスのスモークが美味しいです。
アンデス地域では、魚といえばマスですね(外来種ですが)
ティラディート
セビチェに似ていますが、違いは魚のマリネを角切りではなく、薄切りにしているようです。
表面は美しく野菜で覆っています
野菜の下に、ティラディートの本体
マスのマリネに、唐辛子のピリ辛ソースが絶妙です。
カラプルクラ
クスコ産の乾燥ジャガイモのスープに、パリパリに焼いた鶏肉を載せています。
南米の料理は辛いというイメージがありますが、大きな誤解となっています。おそらくメキシコのハバネロなどのイメージが誤解の元です。
この赤いスープも、少しだけ唐辛子が効いている程度です。
アドボ: 豚肉の角煮スープ
地元のどぶろく「チチャ」で風味を付けて、中には乾燥ジャガイモも入っています。
アルパカのアンティクーチョ
元々はストリートフードで有名な牛ハツの串焼き。
アルパカのお肉は近年とても人気があります。油が少なくヘルシーなのだとか。
もちろんアルパカは、高原でかなり自由に放牧されています。
ソースは、ワカタイです。ミントに似たバーブと唐辛子を合わせた、アンデス伝統のソースです。
アルパカのステーキと煮込み
ススピロ
デザートの定番ススピロは、甘いメレンゲの伝統スイーツ
「ススピロ」は、スペイン語で「ため息」を意味します。