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パイネ国立公園の名峰トーレス・デル・パイネ
パタゴニアを代表するパイネ国立公園は、香川県とほぼ同じ面積の巨大な国立公園です。国立公園の中心のパイネ山群は実に多様な表情を見せるので、できれば4,5日は滞在して、いろいろな角度から山群を望みたいところです。
パイネ山群において、国立公園(Torres del Paine National Park)の名前の由来ともなった名峰が、3本の岩塔「トーレス・デル・パイネ」です。
この名峰を望むには、国立公園の東の草原から遠望するか、あるいはトレッキングで岩塔群の奥深くに入り間近で望むか、2つの方法があります。
岩塔の名前は右側から北峰(2248m)、中央峰(2800m)、南峰(2850m)です。花崗岩の岸壁は直下の氷河湖から標高差1300m前後もあります。
パイネ山群の大半は固い花崗岩の岸壁で構成されています。太古の昔に地下で固まったマグマが花崗岩となり、気の遠くなるような時間で隆起、そして氷河の氷と南極から吹く暴風が磨き上げました。
岩塔から吹き降りる冷たい暴風は、岩塔を見上げる山上の氷河湖を目指すトレッカーを厳しく阻むことがあります。ときに風は、左右、前方の3方向から代わる代わる谷に吹き付けるので、這うように歩くこともあるでしょう。
山上の氷河湖から望む絶景は、はるばる歩いて来たからこそ望める展望です。それは日本の山岳風景とは全く異なるパタゴニア的な絶景なのです。
動画:パタゴニア・パイネ国立公園のマジックアワー:朝日と夕日の絶景集
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動画:【南米パタゴニアの絶景】パイネ国立公園トレッキング(チリ)
《写真》世界の絶景写真フォトギャラリー:パタゴニア編
アンディーナトラベルの映像部門「松井章 写真事務所」のフォトギャラリー、パタゴニア編です。
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