目次
霊峰イリマニとボリビアの首都ラパス
首都ラパス(3800m)を見守るように鎮座するイリマニ山は、太陽神インティの象徴として、古くから先住民に信仰の対象として敬われる霊峰です。
市内の展望台からは、市街地の上に屹立するイリマニ山の迫力ある景色を望めます。
単独峰で、どっしりとした存在感が特徴です。
ラパス空港のある郊外のエル・アルトから、巨大な釜状の盆地に下る道も、ラパス市街とイリマニを撮影する絶好の場所です。
ラパス空港を離発着する飛行機の窓からも、やはりイリマニが最も目立って見えます。
ラパスを象徴する山がイリマニなのです。
ラパスから東へ向かうとき、イリマニを過ぎると、標高は一気にアマゾンまで下がります。
アンデスの高原「アルティプラーノ」と、熱帯の「アマゾン」との間を仕切るように、アンデス山脈の東端を成しています。
遠くチチカカ湖の「太陽の島」から、はるかに望むイリマニ山にも、やはり一目で分かる存在感があります。
チチカカ湖方面からラパスへ向かう時には、イリマニが見え始めたら、ラパスに近づいた証拠です。
巨大な山腹が抱く豊富な氷雪が、山麓の人々の水資源を支えて生活を養っています。
●エリア紹介(ボリビア)URL: https://www.andina-travel.com/bolivia2.html