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インカの末裔:ケチュア族の生活風景
ペルーのアンデス山脈には、今もなお多くの先住民の人々が民族衣装をまとい、素朴に暮らしています。
インカ帝国の末裔として、山岳地帯に住むケチュア族の人々は、インカ以前(プレ・インカ)から連綿と受け継いだ土地を守り、先祖伝来の畑を耕します。畑の石垣は数百年の歴史を持つので遺跡と言っても良いでしょう。畑を耕せば、過去の文明の遺物が出てくるのは日常茶飯事です。
彼らにとって、歴史とは生活に密着した身近な存在なのかもしれません。先祖が築いたインフラを今も利用して生活しているからです。
ケチュア族の人々がアンデス山脈の高原に暮らす理由は、「水」にあるのでしょう。5000~6000mの峰々から流れてくる氷河の融水は、大地の恵みです。
そのことから、氷雪をまとう山々の山麓ではより多くの人々が暮らします。高峰には神が宿ると考えて、信仰の対象となっています。
農村に暮らす人々を撮影するとき、ケチュア族の人々は特に外国人のツーリストには警戒心が強いように感じます。撮影するときの間合いや礼儀に気を付けて、シャッターを押したいものです。
【動画】ペルーの絶景集:悠久のアンデス山脈と古代文明、世界遺産マチュピチュ
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