Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア・フィッツロイ山群でお勧め:テント泊トレッキング・ツアー

日本の山から、名峰フィッツロイとセロトーレのパタゴニアへ

日本の山を歩いていると、海外の秘境の山域への憧憬は日に日に強くなるものです。北アルプスの稜線から望む山岳風景や朝日や夕日の絶景を、もっとスケールの大きな海外の山々で望みたい。
南米パタゴニアでトレッキングをすることも、しっかりした手配であれば、一般的な観光旅行と同様に楽しむことができます。
海外トレッキングは決して危険なものではないので、海外でも「歩く」ことをベースに旅行することをお勧めします。

パタゴニアの名峰巡礼:フィッツロイ&セロトーレ・トレッキング

南米大陸の南端部パタゴニアでトレッキングをするのであれば、フィッツロイ山群を一番にお勧めします。名峰フィッツロイ(3405m)とセロトーレ(3102m)を擁する山群は、パタゴニアで最も大きな山域です。
このフィッツロイ山群をお勧めする理由は、交通の便の良さ、それによる効率的なコスト、アルゼンチン・ブエノスアイレスをゲートに、カラファテ町とチャルテン村を基点にコンパクトにアクセスできる利便性によります。

名峰フィッツロイは、南部パタゴニアにおける最高峰です。パタゴニアの山群を望む場所は大半が標高500~1000mですので、標高3400mのフィッツロイ峰は標高差3000m前後の大岩壁なのです。壮麗な岩峰の懐には多くの氷河が流れ込み、南極ブナの森林が織りなす美しい色彩のコンビネーションに加えて、上空を暴風に流されるレンズ雲が織りなす風景は、世界でもパタゴニアだけで見れる絶景です。



==
==

テント泊トレッキングをお勧めする理由

フィッツロイ峰を望むには、日帰りハイキングや、山麓の道路を利用した車での展望ドライブも良いのですが、もし山歩きが好きであれば、迷わずテント泊トレッキングを選ぶべきでしょう。

テント泊をすることで、実は体力的には日帰りハイキングよりも楽になります。1日歩く工程は半分の距離になるからです。さらに、テント、マット、食事などはキャンプにすでに用意しているので、個人装備だけの軽装で歩くことができるのです。

アンディーナトラベルのテント泊フィッツロイ・トレッキング

アンディーナトラベルで手配するテント泊フィッツロイ・トレッキングでは専属ガイドが同行します。宿泊キャンプは、プライベートキャンプです。一般トレッカーは入ることができず、他に10名前後の宿泊者だけがいる、ほぼ貸し切りキャンプです。このキャンプは、フィッツロイ峰を望む最も良い展望台でもあるので、キャンプから朝日や夕日もフィッツロイとともに望めます。
キャンプ設備も整い、食堂テント、トイレ、キッチンテントが常設されています。常駐のスタッフが3食を作ります。
このキャンプを利用すれば、登山やトレッキング初級者でも参加することができるでしょう。

添乗員ツアーで行く安心の海外トレッキング

アンディーナトラベルでは、添乗員同行ツアーも手配しています。南米大陸を始め、世界中で海外トレッキングで添乗員(ツアーリーダー)を務める代表・松井がご案内します。
グループの方には、オーダーメイドで添乗員ツアーの企画をいたしますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


また、年に数回は、「アンディーナトラベル・クラブ」にて添乗員同行ツアーを企画していますので、ご興味ある方はぜひご入会ください(入会金:無料)。

パタゴニア氷河クルーズ:お勧めのツアー7選

ペルー山岳写真の旅:アンデス山脈「ワラス」の生活風景

関連記事

  1. マチュピチュ遺跡「石切り場」:ひと味違う絶景と隠された謎

    2024.11.16
  2. アタカマ高地縦断:ボリビア・ウユニ塩湖からチリ・サンペドロへ

    2019.02.15
  3. ボリビア・アンデス:レアル山群と桃源郷ソラタ

    2020.08.06
  4. 【悠久の南米大陸】NHKラジオ「まいにちスペイン語」12月号

    2021.11.19
  5. スペイン・ピレネー山脈の奥地へ:オルデサ渓谷のトルラ村

    2022.11.22
  6. 紅葉とフィッツロイを撮影する(パタゴニア)

    2016.02.05
パタゴニア
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP