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ブラジルの奇跡の絶景:レンソイス砂漠
毎年6月からわずか3カ月間だけ、砂漠が湖に覆われるレンソイス砂漠は、奇跡的な絶景の地として注目されています。
湖が現れるだけでも不思議ですが、この砂漠の砂は水晶でできていることから真っ白なのも、世界でただひとつでしょう。
白砂の砂漠の地下に満々と湛えた地下水があふれ出したとき、乾燥した砂の大地は水に覆われる。湖の数は実に2万個ともいわれます。水晶の砂に貯まる水は、青・エメラルド・緑・橙色など、太陽の角度や水深などに応じて、様々な色を放ちます。
砂漠と水という対極的な元素が同居するとき、異次元に迷い込んだかのような別世界となります。
砂漠を冷やす地下水の秘密
レンソイス砂漠が他の砂漠と異なるのは、地下に水を湛えることです。砂漠というと“灼熱”というイメージがありますが、レンソイス砂漠では爽やかな風が吹き、ひんやりした地面は裸足で歩くのが心地よいほどです。
わずか3カ月だけ現れる湖に順応して、蓮の花やモウセンゴケの花は咲き、湖によっては魚さえもいます。その生態は謎に満ちた魚です。
12月~5月の約半年の雨季の間に砂漠に降った雨水が6月頃から砂漠に染み出すのが、レンソイス砂漠の湖沼群です。それは文字通り「幻の湖」なのです。
「テント泊トレッキング」+「パックラフト」
今年7月上旬の添乗員同行ツアーでは、レンソイス砂漠でパックラフトを漕ぎたいというご用命をいただき、「テント泊トレッキング+パックラフト」の旅を企画させていただきました。レンソイスでパックラフトを漕ぎ、テント泊トレッキングで横断するという試みはおそらく“世界初”となるでしょう。
トレッキングに「パックラフト」を組み合わせたアウトドア好きにはたまらない新しい旅のスタイルを、アンディーナトラベルではご提案可能です。